デジタルデンティストリーとともに進化する歯科技工所

Lava™システム 模型製作の手引き(ラボサイド)

    • 模型の石こうには、薄い色の超硬石こう(白、ベージュ、淡黄褐色、緑等)でレジンが配合されていないものをお勧めします。明るくつやの無い(反射の無い)表面がスキャニングに適しています。
    • 模型の基底面は、咬合器のマウンティングプレートに付着している石こうから可撤式になっていなければいけません。正確な光学読み取りのためには、模型の基底面は平らで高さと大きさを最小限にする必要があります(模型の高さは基底面より直上平面が60mm以内になるようにします)。一般的なスプリットキャストをお勧めします。
    • スプリットキャストのガイドの出っ張りや、メタルプレートやマグネットが出っ張らないように、模型の基底面がスムースで平らになるように注意します。
    • 支台歯や歯槽堤部分全てに2本若しくは3本のダウエルピンを植立して、回転や動揺がない可撤性の支台歯模型を製作します。また、模型精度の向上のため、二次埋没用の石こうにも超硬石こうを使用することをお勧めします。
    • テーパーの全く無い垂直面やシャープな線角部分はスキャニングによる読み取りが困難です。このようなデザインの模型の製作は避けるようにします。(図1の基本的な作業用模型の製作を参照のこと)
    • インプラント外冠のコーピングやフレームワークを製作する場合にも、石こう模型のアバットメントポスト部にダウエルピンを植立して、可撤式の模型を製作します。
    • マージンより下部は基本的な作業用模型の処理例に従って、グルービング(掘りこみ)をします。

 

作業用模型のマージン下部はグルービング(掘りこみ)をします。マージン部分をマーキングしたり、形成面にダイスペーサーなどを塗布してはいけません

これらの操作を行うと作業用模型に反射面ができるので、支台歯のスキャニングデータが正確に得られません。

図1 基本的な作業用模型の製作

図1 基本的な作業用模型の製作

 

 

  • シャンファーマージンのスロープ角度は水平面から5度以上
  • 軸側壁のテーパーは4度以上
  • マージンより下の部分はグルービング(掘りこみ)を行います

 

アンダーカット、咬合面の孔、形成面の傷はブロックアウト用レジンか薄い色のワックスを用いてブロックアウトするか埋めておきます。印象材の気泡による石こう粒や石こうの突起は、弾き飛ばすか削り落とします。

図2a.禁忌

図2a.禁忌

 

  • フェザーエッジ
  • 石膏表面の気泡
  • アンダーカット
図2b.禁忌

図2b.禁忌

 

  • ディープシャンファー
  • 石膏粒
  • 石膏の突起
  • 直角のショルダー

 

隣接面や頬舌面に大きな歯質欠損がある場合にはブロックアウト用レジンか薄い色のワックスを用いて基本的な支台歯デザインになるように築盛します。これで模型はスキャンする準備が完了します。

図3a.ワックス築盛前

図3a.ワックス築盛前

図3b.ワックス築盛後

図3b.ワックス築盛後

 

模型製作の注意点

pLavaP23-1b
pLavaP23-2b

ダウエルピン模型   /写真:Lavaミリングセンター d.d.o.

 
咬合器装着状態でマウンティングプレートを含めた高径(図1)が60mm以内に設定できれば良いのですが、不可能な場合、スプリットキャスト法などを用いて、スキャンニング用模型の高径を60mm以内(図2)に設定してください。

スプリットキャスト法

スプリットキャスト法

pLavaP24-1b
pLavaP24-2b

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